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「お店が明るくなったね」とお客さまに好評です。
『あの写真屋さんなら、なんとかしてくれる』というプロとしての技(ワザ)を磨く。

「ただヤングファミリーを狙ってL判だけをプリントしているだけではこれからの時代は生き残れない。」と言い切るフォトハウスNORIさん。プロとしての技を磨き、「見たい」から「楽しみたい」と変わるお客様のニーズにこたえる写真店を目指すためにどんなところから取り組んでいるのかを取材してきました。

地域の行事をプリントで取り込む。
フォトハウス NORIさんは、北名古屋市西之保にあるフォトプリントショップです。
北名古屋市は、愛知県北西部にあり、2006年3月に西春日井郡師勝町と西春町が合併して発足したばかりの新しい市。この一帯の商業の集積地である名古屋市に隣接しており、名鉄犬山線で名鉄名古屋駅まで10分ほどという交通の良さから、市となる前からベッドタウンとして発達してきたという経緯があります。

「地域の行事が処理枚数に直結するんですよ。」とおっしゃるのは、スタッフの小崎さん。
「うちのお店は、ドラッグストアに併設する形で運営してますから、生活に密着したプリントニーズがそのまま数字になって出てくる感じですね。だから、地域の行事や保育園、小学校などでのイベントは、手に取るようにわかりますよ。」と、地域のお客さまとのつながりを大切にしている空気を伝えてくださいます。
看板 実際、隣接するドラッグストアは、まさに日用品・医療品を幅広く扱うお店で、自転車で、車で、紙おむつや雑貨品など、デイリーな商材を次々に購入されている様子です。

「顔なじみのお客さまも多いですからね。買い物前に出力の依頼をされて、それからお買い物のあと、取りに来られるわけですけれど、枚数が少ない場合は、すぐできますよとお声をかけて、待っていただく事もしょっちゅうですね。」という小崎さん。
店内は、昨年11月に改装され、いままで外から見えにくかった入り口の開口部が全面ガラス張りになり、南向きの入り口という条件ともあいまって、とても明るい空間になっている。

「お客さまからも、お店が明るくなったね、と声をかけていただいてます。とても評判はいいですね。なので、おまちいただくのも抵抗がなくなったというのはありますね。」と小崎さんはおっしゃいます。
時代は5年でガラリと変わる。
店内の様子 「店名も変えたし、表の看板の処理も写真店とはっきりわかるように変更したんですよ。」と思い切ったリニューアルをされた解説をしてくださるのは、取締役の小川さん。

そのリニューアルのポイントを、
「まだはっきり数字に出ているわけではないですが、このあたりはもともと平坦な地形でね、四方を名神高速道路、東名阪自動車道、名古屋高速道路が囲んでいるので、車でのアクセスはけっこう重要なんですよ。なので、写真店がここにあるんだよという事を知ってもらうことで、より広範囲な商圏にアピールすることはできるはずだと思うんですよ。」
と説明してくださいます。

「他にも店はやっているんですが、この店を出したのは、5年ほど前かな? でも、時代は5年でガラリと変りますね。いまは技術の進歩も早いし、のんびりしてたら取り残される時代だと思うんですよ。だから時代に合わせて、変っていかないとね。そういう事でリニューアルしたんです。」と、時代を見据えて自らを変革していく必要性をアピールされます。
「昔はね、写真の現像とプリントだけで商売が成り立っていたんですよ。特にアナログのフィルムは現像しないと写ってるかどうかわからない。それを、『見える』状態にすることが、我々の仕事だったわけです。お客さんも、そこが知りたいから注文してくださってたわけでね。でも、状況はどんどん変っていて、いまのデジカメには、そんなニーズはないですからね。だから、もう、同じプリント作業はしてるけども、全然別の商売をしているのと同じですね。これからはこれからの時代に合わせないといけない。」
と、変る必要性を解説くださいます。

「いまや、お客さまのニーズは『見たい』ではなくて、『楽しみたい』でしょ? だから、こちらも写真店のプロとしての勉強が必要になってきますよね。お客さまの『楽しみたい』というご要望になら、なんでも対応できるというようにレベルを上げていかなくちゃいけないんだと思う。5年経てば時代が変るのだから、そういうスパンで考えないと生き残れないですよ。そうしないと継続はむずかしいですよ。」と時代に追いつくための勉強の必要性をアピールされます。
写真の「コンビニ」ではなく、「百貨店」へ。
「だからね、うちは全方位アピールでね、ロードサイドへのアピールもやる、隣のドラッグストアからのお客さまへのアピールもこうやってやる、それに加えてアドバンスド・アマチュア、高度な趣味として写真をやってる人にもね、どんどんアピールしていこうと考えてるんですよ。確かに立地を考えれば、ヤングファミリー層っていうかね、若い主婦の人とかに、もっと来てもらわなくちゃいけないし、それはそれでアピールするにしてもね、それだけではもうダメだと思うんですよ。それだけでは、経営の柱として弱い。それはそれでひとつあって、それを超えて『あの写真屋さんなら、なんとかしてくれる』というプロとしての技(ワザ)ですね。それを持っていなくちゃいけないだろと考えてるんです。」
と、より高度なサービス、多様な商品提案を考えておられる小川さん。

「Lプリントだけでは柱にならないですからね。これからの柱を見つけていく作業を、我々の業界はやっていかなくちゃいけませんね。そのためには、なんでもやるという態度でないといけないでしょう。地域の頼れる写真店になれるように、大判プリントもやる、アルバムもやる、ストラップもポストカードもやるというようにして、お客さまに認知していただきながら、頼りにしていただいて、それを第二の柱にしていくというスタンスが大事でしょうね。まだ、具体的には数字につながってはいないんですが、そういうアプローチでの販促策も、いま準備中で、これからはそういう方向性で展開していきたいですね。」と5年先を見据えた構想をお話しくださいました。
ポイントカードを導入しました。 スタッフの小崎さんも、
「なかなか、まだまだ不勉強で、高度なニーズにお応えするところまでは手が回りませんが、まずは、いまお客さまから信頼いただいている関係性や、リニューアルして、気持ちよくプリントしていただいているお店の雰囲気を大事にすることが、当面の課題かなと思っています。このあたりはやはり、学校や保育園も多いですし、イベントのないときの日常的なプリントニーズの主流は20枚30枚をプリントされる主婦の方です。そういう層との信頼関係が、まずは運営のベースになりますから、そこは大切にしながら、新しいサービスのお勧めなど着実にやっていきたいですね。」と、現実を見据えて、一歩ずつ進む必要性をお伝えくださいました。

Lサイズプリントニーズの堅実なフォローと、頼れる写真店としての大きな戦略性で、これからの経営に大きく期待できる取材となりました。
リニューアルデータ
リニューアル後から、新規顧客が徐々に増えてきて半年過ぎた現在、売上が前年比2ケタの伸びを続けているNORIさん。ではそのリニューアルをご説明いたします。
before&after
リニューアル前
  • 道路サイドの看板が目立たず、店の存在感がない。
  • POP、ポスターが邪魔になり、店内の見通しが効かない。
リニューアル後
  • 看板はシンプル性を活かし、デジタルプリントをイメージできる写真店というアピールを強く打ち出しました。
  • 道路沿いの看板とお店の看板を統一性を持たせ、写真店としての存在感、認知度を高めました。

before&after
リニューアル後
  • 吊看板に写真ボード(季節ごとに変更)を活用しました。
  • メニューボードを大きく作り、価格表示を明確にしてお客様の選択を用意しました。
  • 什器やカウンターの色調には、快適性を重視した緑を採用し、店全体が明るくなりました。
フォトハウス NORI様

〒481-0033
愛知県北名古屋市大字西之保青野東35番地
TEL:0568-25-2340

フォトハウス NORI様 地図
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