[ビジネスソリューション]ショップレポート カメラとAVのオザキ

カメラとAVのオザキ代表 小崎修様

トータルコストの圧倒的な優位性で比べれば、ドライへの移行は必要不可欠

長年愛用の29型からドライミニラボD1005へ

銀塩画質に対するこだわりは人一倍持っていた。とおっしゃる「カメラとAVのオザキ」さんが、ドライミニラボD1005への切り替えを決断されました。その決断の背景をじっくりうかがいました。

写真専門店と家電販売の事業展開

  • お店の外観
  • お店の看板

やきもの陶器の代名詞としてあまりにも有名な「せともの」の生産地として知られる愛知県瀬戸市は、名古屋市から北東約20キロに位置し、ベットタウン化と観光の両面で地域活性化に取り組んでいる地域である。

この地ですでに30年近い営業を続けている「カメラとAVのOZAKI=小崎 修社長」は、その店名の通り、オープン当初から、いわゆる写真専門店としての機能と、AV機器を中心とした家電販売の両面で事業を展開。とくに家電販売に関しては、ソ ニーショップの形態を経て、現在ではエディオングループとフランチャイズ契約を結び、同グループが中部・東海エリアを中心に展開している大手ストアブランド「エイデン」の看板を掲げることで、カメラ店としての顔だけでなく、白モノ製品までを含めた総合家電店と しても、地域に根付いている。


長年愛用の29型からドライミニラボD1005へ

 

  • お店の外観

店内の雰囲気や店構えからして、特に物品販売に力を注いでいる印象の強い同店であるが、もうひとつ大きな経営の柱となってきたのが、ミニラボによるカラーDPEビジネスである。
多くのプリントショップがそうであったように、同店においても、プリント処理量の増加や大サイズ化&多サイズ化など、その時代々々の消費者ニーズに対応するために機器を切り替えながら『高品質な銀塩プリント』というものを、一貫して提供し続けてきた。

そんな同店の一大エポックメイキングとなったのが、銀塩からドライへの移行-即ち、ドライミニラボの導入であった。それまで長年愛用してきたノーリツ鋼機の「QSS-2901デジタル」から同社の最新鋭デジタルドライミニラボ「D1005」へと切り替えたのである。本年6月のことであった。

 

ドライ化を決断。圧倒的なコスト面での優位性

「それまでデジタルプリントに対する一種の嫌悪感のようなものは正直いってあったし、何より『銀塩画質』に対するこだわりは人一倍持っていた」と小崎社長。機器の切り替えに際しては、かなりの葛藤があったようだ。それでも同店が、店頭処理の完全ドライ化を決断した背景には、ドライプリントシステムが持つ圧倒的なコスト面での優位性にあったという。

「たとえるなら、それまでのガソリン車から、電気自動車に乗り換えたようなもの。電気自動車はガソリン燃料を使わないだけでなく、部品点数も少ないし、エンジンオイルなどの消耗品類も必要ないからだ。毎月のメンテナンスコストや廃液コスト、消耗品コストなど、プリンターを稼動させるためのトータルコストを比較すると、これからも写真店の経営を続けていくためには、ドライシステムへの移行は、遅かれ早かれ不可欠になると判断した」という。

さらに「ドライプリントは、銀塩に比べてペーパーコストが高いと言われる。確かに、安価な逆輸入ペーパーと薬品を使えば、原価コストに開きは出るが、それは月/3~5万枚と大量処理している場合の話であって、当店のように月/1万枚程度の処理であれば、実際にはそれほどの開きが出ないことがわかった」点も、導入に拍車を掛けたようだ。

  • お店の外観

機器の選定に関しては「QSSの時代から、大伸ばしプリントに力を注いでいたので、A3サイズ出力ができること。また、1日1万枚前後の仕事量でリース代を返していく付加価値を考えると、フォトブックなどいろいろな商品を提供できる『D1005』がベストだろう」ということで、ノーリツ鋼機のフォトブック製本システム「NPB-1」も合わせて導入した。

 

品質に満足。D1005のポテンシャルは高い

実際に「D1005」を導入してみての感想を、小崎社長は「まず驚かされたのは、稼動音の静かさ。銀塩ミニラボのようにコンプレッサーが回っていないので、本当に静かにプリントできる。これは精神衛生上、かなり心地が良いと感じている。また、これまでの銀塩ミニラボの場合は、どうしても本体が熱を発生するので、夏場の冷房代も馬鹿にならなかったが、今年は猛暑とはいえ、冷房代はかなり節約できている」と語る。

さらに銀塩からインクジェット方式に切り替えることで、社長が「最も気掛かりだった」という、固定客からの「前のプリントと違う」という反応についても「クレームの類は皆無の状況」だそうで一安心。ただ「インクジェット方式なので、とくに背景バックが単色の証明写真などの際、稀に若干のラインノイズが出てしまうケースがあるが、これはお店側が検品時に気を付けていれば良い程度の問題なので、プリントの品質については満足している」とのことである。

  • お店の外観

「D1005」を導入後、同店が特に力を入れているのが「フォトブック」の拡販だ。
店内入口の目の前にはフォトブックコーナーを設置。商品サンプルを展示して、来客に訴えている。また、受付端末からのフォトブック作成もアピールしている。ただ「受付端末経由だと、占有時間の問題などから。どうしても簡単なフォトブックしか作成できないので、今後はユーザーが自宅で編集レイアウトするためのソフトウェアの配布も考えている」という。「新商材の開拓を含め、D1005のポテンシャルは相当高い。やれることはたくさんあるので、あとは、私の知恵と腕次第だと考えている」ということである。

写真業界専門誌『月刊 PROGRESS』2010.9号 掲載記事より

カメラとAVのオザキ
カメラとAVのオザキ
〒489-0875 愛知県瀬戸市緑町1-12
TEL 0561-84-3528
ホームページ
http://www.ozaki.gr.jp

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